走る行為で重要な点は地面についている瞬間です。この瞬間のみが自らの身体を前に進める力を地面から得ることができます。逆に言えばそれ以外の時間は地面についている瞬間のための体勢づくりをしているに過ぎません。うまく走れない時は準備の問題か発揮の問題かを見極めなければいけません。
— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) April 17, 2021
この切り替えができるかどうかは自転車に乗れるかどうかほどの差を生みます。蹴るのではなく乗る。鍛えているのに速く走れない人のほぼ全員が能動的に地面を踏み、膝関節足首関節が積極的に動いてしまっています。着地を待てない人ほど足が遅い傾向にあります。
— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) April 17, 2021
マラソンにおいての神髄もここにあるのではと思っている。僕自身もジムのトレーナーさんに仕込まれているのはこの「蹴るのではなく乗る」というニュアンスを体に覚えさせること。実際はもちろん少しは蹴っているわけで、「乗る」という言葉で必要以上に蹴らない意識を持たせているのかなと。
トレーナーさんからは着地以外は「脱力」することをよく言われる。それを為末さんは「着地を待てるか」と表現しているのも面白い。地面を蹴る(乗る)次の瞬間から、いかにスムーズにロスなく次の着地動作までの準備をできるか。これらが上手くできている時がたまにあって、その間はスピードを出していても楽だし走っていて気持ちがいい。
理論派のトレーナーさんの方向性は、世界陸上のメダリストのお墨付きも出たということで、継続していこう。
お昼をくら寿司で食べ過ぎたので必死のカロリー消費。なおかつシャワーランになってペースも上げたら結構良い負荷がかかってしまった。ペガサストレイル2はキロ4分半くらいが今のところ快適な感じ。
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