週の真ん中水曜日は、小説の日。
スポーツ小説を続けて、自転車ロードレース。このジャンルは近藤史恵さんの大人気シリーズ「サクリファイス」があって、僕もきっかけはそこだった。マラソンと同じく長時間のエンデュランス系スポーツだし、マラソンからトライアスロンに進む人も多くて、自転車は興味津々でもある。
なおかつこの小説の主人公・湊人は元々陸上の長距離をやっていて、ケガをしてそのリハビリで自転車に乗ったのがきっかけで転向してきた選手。アスリートにしてはガツガツしていない、自己評価以上のことはやらない性格の湊人は「アシスト」というエースのために走る役割をそつなくこなす。そこへ本場ヨーロッパで活躍していた大エース梶山が加入して――というストーリー。
湊人のキャラもあって、作品の空気感は結構ゆるい。アスリートの葛藤や勝負が主なスポ根ものというより、自転車ロードレースの戦略的な視点や、チーム論みたいな要素が多いし、ロードレースの面白さはこういうところ、というある意味ロードレース入門としても読める。
僕もたまにジムでのトレーニングでバイクトレをやる(やらされる)。心拍を追い込めるのでキツいけど、やった感がでるのでまぁまぁ好きなトレーニングではある。普通のチャリンコとロードバイクの大きな違いはペダルを踏むだけじゃなくて「回す」こと。これくらいがロードレースの回転数、というスピードを維持するには、「回す」意識じゃないとキープできなかった。
なのでスイムのあとにこれやってさらにラン、というトライアスロンのイメージが湧いたことは湧いている。やれる気はまるでしていないw ということで、マラソンやりつつトライアスロンやサイクルロードレースに興味のある方は必読の一冊!
本日のジムトレーニング備忘録
・着地で足裏全体を使う意識付けのワークアウト3種目
・ボールを使った背中のワークアウト
・チューブを引っ張りながらの腿上げ
・腕振りに必要な肩のワークアウト
ウエイトをほぼ持たずに自重ばかり。それでも滝汗だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿