「笑う犬の生活」「笑う犬の冒険」の、小須田部長のコントが好きでした。
無茶な場所へ引っ越しを強いられる上に、絶対必要だろっていうものを必要ないと言われ続けるだけのコントなのに、毎回面白かった。そのコントの「いるもの」「いらないもの」の段ボールが妙に記憶に残ってます。(力の限り生きてやれ!)
という絶妙に伝わりにくい前置きでしたが、ランニングについての僕の「いるもの」「いらないもの」の話。ものと言ってもギアやシューズの話ではなくて「やること」「やらないこと」と言った方がいいですね。
ランニングを始めて12年、ランニングへの取り組みは紆余曲折ありました。SNSの興隆やコロナ禍にだいぶ振り回されてきたこともあって、ランニングから派生するものはたいていやってきたと思います。
ここ最近ようやく、僕レベルのランナーがあれこれと手を出していたら全部が中途半端になると気づいたことと、子供の中学受験に向けての家庭環境の変化もあって、選択と集中をすることにしました。
結果、「主戦場はフルマラソン」と決めたのと、小須田部長のように「やること」「やらないこと」の取捨選択をしました。
やらない基準としては、
①ケガのリスク
②時間の効率の許容範囲オーバー
③フルマラソンにつながらない
の3点です。
僕の「やらないこと」の段ボールに入ったのはこんな感じ。
【トレイルランニング】
主な理由は①。UTMF(現FUJI)に出る!マイラーになる!と思ってギアを揃え、何度かレースにも出てみたトレランですが、キッパリとやめました。トレランについては生半可な知識と練習で挑むと最悪、命の危険もあります。たくさん山に行って経験を積むべきだと体感したのですがそれは今の環境では現実的ではなく、家族を持つ立場としてもリスクを取れないかなと。トレラン自体は好きなので、いちばん断念したくなかったのも事実。
スリーピークス八ヶ岳2016 |
【ウルトラマラソン】
主な理由は②。ランナーの目標として「フルマラソン:サブ3、ウルトラマラソン:サブ10、富士登山競走山頂完走」という『グランドスラム』を掲げている人も多く、僕もいずれはと思ってました。ただウルトラについてはとにかく時間効率が理由で、レース、練習にかかる時間と前後の負荷が大きくて、間違いなく日常に支障が出てしまいます。中学受験を無事終えて、子育てに余裕が出てきたらトライするかもです。
【公認のトラックレース】
主な理由は③。昨年、スパイク(ナイキ・ドラゴンフライ)を履いて出てみたところ、軽く怪我をしてしまった(激弱な脚)こともありますが、はっきり言って僕レベルではスパイクや薄底でトラックレースのタイムを出す必要はあまりないと判断しました。いつも履いているランニングシューズで走れる非公認の記録会、例えばmkディスタンスなどはむしろ積極的に参加して、フルマラソンに繋げられればと思ってます。
【トライアスロン】
トライアスロンはランニングをある程度やった後、必ず行く道だと思い込んでいました。ただこれは理由の①②③全部に当てはまっちゃうんですよね。加えてめっちゃお金かかるという理由も加わってきます。水泳や自転車をやることがあっても、クロストレーニング程度にするつもりです。
という感じで、どれもやれば絶対に楽しいことは分かっているし、ガチで取り組んでいる人たちはかっこよくて、SNSを見ているとやりたくなるので、自戒を込めて記事にしました。
じゃあ逆に「やること」の段ボールには何が入るのか、ということで新たに設定した目標が
「ワールドマラソンメジャーズ制覇」
です。フルマラソンに集中するとなるとターゲットは自然とここになります。
リアルな参加は2025年からになりそうです(最初はボストンが有力候補)が、今年から実際に準備を進めていきます。その過程もブログに書いていければと思います。
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