2024年6月19日水曜日

学校説明会というエンタメ

学校説明会、と名がつくところへ片っ端から参加しています。
第一志望とか熱望校と呼ぶ学校はもちろん、可能性が1%でもあるところはひとまず行っておくくらいの勢いです。御朱印集めのようにパンフレットが溜まってきて、もはや趣味のレベル。どの学校の説明会も特色や強みを全力でアピールしてくるのはもちろん、在校生も一緒に運営したりプレゼンまでしてくれる学校もあって、ほぼエンタメになっている感すらあります。

中受は親子の受験、という言葉があるそうですが、親がやらなければならないことの一つが学校選択と受験戦略を立てること。むしろそれが一番大きい役割ではないかと思ってます。本人は第一志望校に合格する野望だけ持って勉強してもらえれば良く、逆に親はどういう展開になっても行き先を確保する、セーフティネットを張っておくみたいなことです。

具体的に言うと、1月の埼玉・千葉入試から都内の2月1・2・3で8~10校程度受けようと思えば受けられる訳で、2月4日以降も続けざるを得ないこともありえます。受験の体験談を読んでいると、まったく想定通りにいかず、「慌てて出願して受験本番で初めて足を踏みいれた学校に入学した」という話もよく見かけます。(それだけ厳しい戦いもあり得るよという教訓でもある)

その上で、これはSAPIXの受け売りですが、
「学校は偏差値だけで決めるのではなく自分の子どもに合った学校なのかを見極めておく」(ここは違うなと判断したら子どもを文化祭に連れて行かない、気に入ってしまう可能性があるしそうなると厄介)
「学校を知るには足で稼ぐしかない」(刑事かな)
のは本当だと思います。実際、学校に行くと結構イメージと違うことも多くて、いわゆる校風は学校に足を運ぶとすごくよくわかります。まぁ、うちの子どもに合う校風というのがなかなか難しかったりもするのですが…。
最終的には必ずどこかの学校に入学するわけなので、できる限り、受ける学校どこに行ってもいいよねと思える状況で受験を迎えられるようにしたいものです。


これは某中学校の文化祭


2024年6月18日火曜日

タワマン文学とうちの中学受験

「タワマン文学」。麻布競馬場さんの『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』に代表される、主にTwitter(X)投稿から生まれたショートショートの小説があります。僕も属している都心の30~40代の価値観をバッサリと斬るような話がほとんどで、タワマン信仰だったり、学歴や就職、結婚、どのステージでもマウントの取り合いだったり、忖度なく思い切り傷口をえぐるように描いていて、逆に直球勝負を見ているような清々しい気持ちになります。いま新作を楽しみにしている作家さんの一人です。

で、何の話をしたいかというと、タワマン文学に頻出するワードのひとつ「中学受験」のこと。タワマン文学では中学受験は大事な要素の一つで、登場する子供たちはSAPIXに通い、御三家、早慶の付属などを目指していく中で、「親の」悲喜こもごもが書かれています。


我が家の子供たちは中学受験をする予定でSAPIXに通っているので、読んだときは「そんな風に見られちゃうのか…」と一瞬ひるんだりもしました。(タワマン住まいじゃないから大丈夫か)

親である僕自身は中学受験を経験していません。典型的な埼玉南部在住のサラリーマン家庭だったので、中学までは公立、高校受験と大学受験を普通にして、最終的になんとか私大文学部に滑り込んだ、という受験歴です。 大学の4年間で塾講師をしていたのでその影響はあるかもしれませんが微々たるものです。

その我が家がなぜ中学受験を?という経緯を(長くなるので機会があればそのうち)一言で言うと、「リミッターを外せる環境に行ったらどうなるか見てみたい」ということです。最近になって、僕自身も、何事も環境がすべてだ、と思うようになりました。かの本田圭佑もそう言ってます。人は思っている以上にまわりに流されていくので、置かれた環境で変わるし、それが成長著しい中高時代だったらなおさらだろう、と。なので中受をする家庭としては少し偏屈かもしれませんが、そんなモチベーションで臨む中受一家もあるのかと思って応援していただけるとうれしいです。

今後タワマン文学のように固有名詞をバンバン出して中受のリアルを書いていく…ことはないですが、SAPIX生を持つ父目線が何かの参考になればと思ってます。


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2024年1月12日金曜日

フルマラソンへの集中と選択


「笑う犬の生活」「笑う犬の冒険」の、小須田部長のコントが好きでした。

無茶な場所へ引っ越しを強いられる上に、絶対必要だろっていうものを必要ないと言われ続けるだけのコントなのに、毎回面白かった。そのコントの「いるもの」「いらないもの」の段ボールが妙に記憶に残ってます。(力の限り生きてやれ!)


という絶妙に伝わりにくい前置きでしたが、ランニングについての僕の「いるもの」「いらないもの」の話。ものと言ってもギアやシューズの話ではなくて「やること」「やらないこと」と言った方がいいですね。


ランニングを始めて12年、ランニングへの取り組みは紆余曲折ありました。SNSの興隆やコロナ禍にだいぶ振り回されてきたこともあって、ランニングから派生するものはたいていやってきたと思います。


ここ最近ようやく、僕レベルのランナーがあれこれと手を出していたら全部が中途半端になると気づいたことと、子供の中学受験に向けての家庭環境の変化もあって、選択と集中をすることにしました。


結果、「主戦場はフルマラソン」と決めたのと、小須田部長のように「やること」「やらないこと」の取捨選択をしました。


やらない基準としては、

①ケガのリスク

②時間の効率の許容範囲オーバー

③フルマラソンにつながらない

の3点です。


僕の「やらないこと」の段ボールに入ったのはこんな感じ。


【トレイルランニング】

主な理由は①。UTMF(現FUJI)に出る!マイラーになる!と思ってギアを揃え、何度かレースにも出てみたトレランですが、キッパリとやめました。トレランについては生半可な知識と練習で挑むと最悪、命の危険もあります。たくさん山に行って経験を積むべきだと体感したのですがそれは今の環境では現実的ではなく、家族を持つ立場としてもリスクを取れないかなと。トレラン自体は好きなので、いちばん断念したくなかったのも事実。

スリーピークス八ヶ岳2016


【ウルトラマラソン】

主な理由は②。ランナーの目標として「フルマラソン:サブ3、ウルトラマラソン:サブ10、富士登山競走山頂完走」という『グランドスラム』を掲げている人も多く、僕もいずれはと思ってました。ただウルトラについてはとにかく時間効率が理由で、レース、練習にかかる時間と前後の負荷が大きくて、間違いなく日常に支障が出てしまいます。中学受験を無事終えて、子育てに余裕が出てきたらトライするかもです。


【公認のトラックレース】

主な理由は③。昨年、スパイク(ナイキ・ドラゴンフライ)を履いて出てみたところ、軽く怪我をしてしまった(激弱な脚)こともありますが、はっきり言って僕レベルではスパイクや薄底でトラックレースのタイムを出す必要はあまりないと判断しました。いつも履いているランニングシューズで走れる非公認の記録会、例えばmkディスタンスなどはむしろ積極的に参加して、フルマラソンに繋げられればと思ってます。

【トライアスロン】

トライアスロンはランニングをある程度やった後、必ず行く道だと思い込んでいました。ただこれは理由の①②③全部に当てはまっちゃうんですよね。加えてめっちゃお金かかるという理由も加わってきます。水泳や自転車をやることがあっても、クロストレーニング程度にするつもりです。


という感じで、どれもやれば絶対に楽しいことは分かっているし、ガチで取り組んでいる人たちはかっこよくて、SNSを見ているとやりたくなるので、自戒を込めて記事にしました。



じゃあ逆に「やること」の段ボールには何が入るのか、ということで新たに設定した目標が


「ワールドマラソンメジャーズ制覇」


です。フルマラソンに集中するとなるとターゲットは自然とここになります。


リアルな参加は2025年からになりそうです(最初はボストンが有力候補)が、今年から実際に準備を進めていきます。その過程もブログに書いていければと思います。


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2024年1月10日水曜日

ナイキ・ストリークフライがスピード練習の最適解

久しぶりのブログ。

どんなことを書いてたっけ?と思って過去の自分の記事を読み返してみると、無理やりランニングのネタで記事をひねり出そうとしていて、我ながらお恥ずかしい限りです。

収益化とか少し考えた時期もあったので、更新頻度とかPV数とかも気にしていたような…。

そもそも趣味のマラソン中心の駄文ブログなので、細かいことは気にしないでやっていきます。


先日のスピード練習、クルーズインターバルのシューズはストリークフライ。

カーボンプレートが中足部だけに入っている、170gという超軽量シューズ。カーボンの助力をできるだけ得ようとすると自然にフォア~ミッドフットになるのと、軽さのおかげで足が回ります。

ストリークフライで2,000×4というメニューが最近のマイブームです。


ナイキといえば、1月4日の朝にアルファフライ3のプロトカラーが限定発売になりました。

僕も一応アプリで参戦してみましたが、残念ながら買えず。SNS見ていたらナイキストアに3時間以上並んで買った人もいたりで、こういうお祭りは久しぶりでしたね。

というところで、ナイキアプリに2月15日の新色発売告知が。(メンバー限定)



このカラーリングがかなり好きなので、またチャレンジしてみます。


※自戒メモ→「記事を書くために」シューズやウェアを買ったりするのはやめましょう。


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2022年1月28日金曜日

ランニングシューズの適量

書いたり書かなかったりするブログ。

近況ですが、今シーズンのターゲットレースだった別府大分はカテ3なので出走かなわず。


東京マラソンもどうなるか宙ぶらりん。

とはいえこういう状況も想定内だったこともあってモチベーションはあまり下がっていない。別大に向けて走行距離を落としていたのをやめて、またコツコツ走っています。



夏から始めたランニングシューズの断捨離はいったん完了。

結局11足をメルカリで捌いたことになりました。


残ったシューズは

・ナイキ ヴェイパーフライ2

・ナイキ ズームフライ3

・ナイキ ズームフライフライニット

・ナイキ ライバルフライ2

という4足。

その後ズームフライ3は1,000km超えたのでお役御免に。


そこに2足追加で購入したのが

・アディダス ボストン10

・アシックス メタレーサー

の2足。


どちらも木場のヒマラヤが改装セールをしていて、まだ出たばかりのボストン10と、頑なに値下げしないメタレーサーをいくらかは安く買えた。


ボストン10はズームフライ3の代わりにテンポ走で使ってたり、

メタレーサーも意外とスピード出てしまうので同じくテンポ走になりがち。


相変わらずジョグシューズ難民なので、いいかげんペガサスを買う予定です。


結局、自分にとってはナイキランアプリの1画面に入る、6足くらいがランニングシューズの適量なのではと思ったりする今日この頃。


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2021年7月7日水曜日

「映画篇」

ブログタイトルの元ネタ「フライ、ダディ、フライ」の金城一紀さん。なぜか未読だったこれと「対話篇」。

オムニバス形式で、各話タイトルがすべて映画になっている。登場人物はみんな映画が好き、という共通項がある。逆にそれ以外はかなりバリエーションに富んだ人生を歩む人たちで、それぞれの問題と想いを、映画を絡めてどうにか乗り越えていく話。最後の「愛の泉」に収束していく構成もきれい。ハリウッドにこういう構成の映画が多かった(だいたいラブストーリー)けど、最近はどうなのかな。

映画に元気をもらった、夢を持った、救われた、と言う人は多い。そんな映画の持っている底力みたいなものが描かれているし、金城さん自身の映画への情熱が迸っている。(金城さんはもう実写ドラマや映画の脚本に仕事の中心を移していて、小説を書かなくなってしまったのが個人的にはものすごく残念。)

しかし僕自身は映画を本当に見なくなってしまった。余暇が2時間あれば、ランニングに行ってしまうので当然ではある。走らなければ月20本くらい見られる計算になるのか・・・。AmazonPrimeに入っていると「これも見られるのか」という作品が上がってたりするし、映画を意識的に(走ったあとに)見てもいいかも。

そんな風に、何となく映画を見たくなる小説、おすすめです。


本日のジムメニュー備忘録

・ベンチプレス 【35kg×10×3、55kgは1回上がった】
・ワンハンドスナッチ 【10回×2×左右】
・デッドリフト 【ダンベル15kg×10×3】
・バーベル上げながら早いリズムでランジ
・ジャンプ 【台に乗るジャンプ、ロープを飛び超えるジャンプ】

ベンチプレスは続けていけば60kgはすぐ戻せそう。スナッチは初めてやったメニュー。ケトルベルを上げる動画をよく見ていてイメージはあったけど、実際やると予想よりかなり効く。楽しいので自分でやるメニューに入れたい。

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2021年7月6日火曜日

GYAKUSOUのズームフライSPを秘蔵していたワケ

ずっと秘蔵していた、ナイキ×GYAKUSOUのズームフライSP。

SNKRSアプリの記録だと、2018年10月の発売日に買ったもの。

ズームフライSPは他のナイキのランニングシューズに比べてサイズが少しタイトなことを知らず、いつも通りに26.5を買ったら微妙に合わなくて、ランニングで使うのをやめて普段履きにしようと思ってそのままにしていた。

あるブログで、こういうケースは中敷きを薄いものに換えればいける、ということを知って目から鱗。トライしてみた。

2年10ヶ月経ってようやくシェイクダウン。入りの5kmはやっぱりキツいかもと思いつつ走っていると、中敷きとアッパーが徐々に足になじんできたのか、ちょうど良い感覚になってきた。走り終えて、指、爪にもダメージがないことを確認。

ちなみに買った中敷きはダイソーにあった中でいちばん薄いやつ。その分、クッション性が落ちてるかもだけど微々たるものだと思う。知ってればすぐに100円でクリアできることだったのはショックだけど、ともかくこれでGYAKUSOUを履ける。

ズームフライSPは、初代ズームフライの流れの通り、僕の好きな硬さと反発。ヴェイパーみたいな柔らかさと反発、という感触とは違うので好みはあるかな。もうこのシリーズは廃盤でなかなか買えないのが残念。大事に履き潰そう。


ということで本日は12km、ジョグ(速め)、GYAKUSOUズームフライSP。

自宅〜豊洲ぐるりの往復15kmくらい行くつもりが、湿度にやられ、ズームフライSPの影響で予想以上にハイペースで走ってしまい、6kmで引き返した。超滝汗。

我が家のイベントがひと段落したので、しばらくは集中して走れそう。うかうかしていると梅雨が明けて夏になってしまうので、雨でもガシガシ走ろう。

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